私が病み上がりで出勤しようとした日のお話です。
旦那さまは、根っからの体育会系で、体調不良は「気合で治せ!」というタイプです。
旦那さまは私より出勤時刻が遅い為、毎朝旦那さまが私を送り出すという感じ。
「いってらっしゃい」
に、付け加えて「今日も頑張ってね」と言われます。
ごくごく普通の光景、ごくごく普通の言葉がけですが、「頑張って」と言われれば言われるほど「頑張らなきゃ」と思って頑張り過ぎてしまうのが私の性格です。
一方、旦那さまのほうは「頑張って」と言われれば言われるほど頑張れるタイプ。
でも、自分の許容量は大体把握しているので、頑張る度合いを自分でコントロール出来るんですよね。
だから、頑張り過ぎて体を壊してしまうなんてことは余程でないとありません。
そんな頑張り過ぎて体調を崩して、必要最小限の休みだけとって会社に出勤しようとした日、旦那さまは初めて
「いってらっしゃい。無理しないでね。」
と言いました。
本当にそう思っていたんだと思います。
「頑張ってね」と「無理しないでね」
そこに込められた心配度の違いを、何だか感じたような気がした朝でした。
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